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インドネシアの基本情報




弊社は、インドネシア専門コンサルティング ファームとうたっております。今回は、インドネシアについて、おさらいしておきたいと思います。(以前の記事「今更ながらインドネシアについて」を加筆修正しております。)


インドネシアの概要は以下の通りです。

- 人口: 2億7,020万人(2020年)→世界第4位
- 面積: 191万6,907平方キロメートル→日本の約5倍
- 一人当たり名目GDP: 4,135(国連加盟国中133位、US$)→日本 40,586 / タイ 7,817
- 実質GDP成長率: 5.0%(世界193ヶ国中40位)→日本 0.015%
- 宗教: イスラム教(国民の約90%)、ヒンドゥー教、キリスト教ほか
- 平均年齢: 29.74歳(2020年)→ 日本 48.36歳 / タイ 40.1歳 / ベトナム 32.49歳
- 大学進学率: 36.31%(2018年)→ タイ 49.29%(2016年)
※出典)JETRO、IMF、国連(記載がなければ2019年のデータ)

非常に若い人が多い国ですが、アセアンでもイスラム教徒が多い国ならではの特徴もあります。例えば、女性は、18歳くらいになると結婚のプレッシャーを周囲から受けます。結婚すると、基本まだ多産が一般的です(社会保険がまだ完備されていないため、子供は将来養ってくれるから)。ちなみに、浮気や離婚も想像するより多いようです。(離婚件数は、2011年国連データで276,791件。ちなみに、日本は235,719件。)


イスラム教徒は、一日5回のお祈りを欠かさない人も多く(オフィスワークの人や若い人の中には全くお祈りしない人もいます)、断食月のラマダン中は日の出の午前5時くらいから午後6時まで断食(水も飲まない)が一般的です。結果として、イスラム教徒でない人(日本人駐在員含め)から見ると、一日5回のお祈りに時間が取られたり、ラマダン月には生産性が落ちたりするなど、経済的に非効率と思われる方も多いようです。


対日感情は良いとされていますが、これは比較的大らかな国民性によるものと考えたほうが良さそうです。第二次大戦後に日本に帰国せずインドネシアのためにオランダ軍と戦った日本人も多く、戦死された方の多くはジャカルタ内の英雄墓地に埋葬されたのは事実なのですが、高等学校などでは、第二次大戦時の日本は悪い侵略者として教えられています。(写真は、デポック市郊外の独立記念日(8月17日)の風景。)また、好きな外国としては、今どきの若い人は、BTSや韓国ドラマなどの影響で韓国好きな人も非常に多いです。日本のイメージは、相変わらずTOYOTA、HONDA、YAMAHAといった製品だったり、アニメ(ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃん、名探偵コナン、One Piece、NARUTOなど)に牽引されているようです。


日本人アイドルやタレントを見てみると、AKB48から派生したJKT48も(当時の)仲川遥香も中心メンバーの一人として若い世代に好評を博しましたが、今はかなりローカライズが進み日本人メンバーはいないようです。現在(2022年6月)インドネシアにいる日本人で一定の人気があるのは、吉本インドネシアのHIROAKI KATO、GENKI、元吉本のKENTA、元JKT48の仲川遥香といったところでしょうか。一方、韓国人タレントもテレビのバラエティ番組に出演しています。まだ、日本人の芸能人にチャンスがあるように思えてなりません。








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